ヰ29 ホワイトホースなごみ


みなさん、こんにちは、管理人のRです。

「ほのぼの育児たまにウイスキー」ウイスキーコラムへようこそ。

9月も中旬に入り、札幌の風もすっかり涼しくなって、いよいよ秋の訪れを感じる季節になりましたね。

1歳11ヶ月になった娘は、最近お散歩の途中で拾ったどんぐりや落ち葉を嬉しそうに見せてくれるようになり、秋の深まりを娘の成長と共に実感しています。

日中は秋空の下で元気に遊ぶ娘を追いかけ、夜には静まり返ったリビングで一人、グラスを傾ける。
この一日の「締め」の時間こそが、明日へのパワーになっています。

私はハイボールメインでウイスキーを嗜んでいますので、ハイボール評価がメインになりますが悪しからず。

今回、書かせていただくのは、2026年9月1日に発売した、スコッチの伝統と日本の食卓・寛ぎの文化が見事に融合した注目の一本、〈ホワイトホース なごみ(WHITE HORSE NAGOMI)〉です。



■内容量:700ml
■アルコール度数:40%
■希望小売価格:2,000円(税別)前後

注:上記の希望小売価格は2026年9月12日時点の市場価格を参考にした目安です。




■ ホワイトホース なごみ(WHITE HORSE NAGOMI)


日本で長年親しまれてきたスコッチウイスキーの大定番「ホワイトホース」。
その伝統あるブランドから、日本の飲用シーンや和食との相性を追求して開発されたのが、この「ホワイトホース なごみ」です。

コンセプトはその名の通り、心や場がホッと和むような「和み(NAGOMI)」の時間を提供すること。

ホワイトホースが持つスモーキーな力強さをベースに置きつつも、日本の食卓に寄り添うようにフルーティーで柔らかな甘みと、引っかかりのないまろやかな口当たりへとチューニングされています。
日常の晩酌にスッと溶け込む、非常に親しみやすいブレンデッドスコッチウイスキーです。


※AI生成(ボトルイラストは直すのめんどいのでご勘弁です)


■ ホワイトホースの歴史


ホワイトホースの歴史は1890年、創業者ピーター・マッキーによって始まりました。
彼の親族が経営していたエジンバラの有名な旅ごころ溢れる旅籠「ホワイトホース・イン(白馬亭)」にちなんで名付けられたこのウイスキーは、スコッチの伝統を世界へ広めるパイオニアとして愛され続けてきました。

日本市場においても、手頃で本格的なスコッチとして高いシェアを誇ってきたホワイトホースですが、近年の日本におけるハイボール人気と食中酒としてのウイスキー需要の高まりを受け、日本のマスターブレンダーたちの知見や日本人の嗜好を徹底的に研究。

伝統あるスコッチのブレンディング技術を結集し、「日本の食卓と心に寄り添う新しいスコッチ」として生み出されたのがこの「なごみ」です。

130年以上の歴史を持つ白馬が、日本の「和」の心と出会って生まれた、現代的な革新のストーリーがこの1本に詰まっています。


※AI生成(こちらもなごみボトルイラスト直すのめんどいのでご勘弁です)


■ 蒸留所と背景


ホワイトホースのブレンドの核といえば、アイラ島の雄「ラガヴーリン」です。
あの重厚でスモーキーなピート香がホワイトホースの骨格を作り出しています。

「ホワイトホース なごみ」においても、そのアイラモルト由来の心地よいスモーキーさは健在ですが、特筆すべきはそのブレンドの巧みな引き算と調和です。

スモーキーさが主張しすぎて食事の邪魔をしないよう、スペイサイド地方などの華やかでフルーティーなモルト原酒と、上質なグレーン原酒を絶妙な比率でバッティング。熟したリンゴやハチミツを思わせる柔らかな甘みがフロントに立ち、後味に優しくスモークが抜ける絶妙なバランスを実現しています。

伝統的なピートの力強さを残しつつも、角を取って全体を包み込むような滑らかさに仕上げる技術。
これこそが、日本の繊細な味覚に応えるために計算し尽くされた原酒構成の秘密です。


※AI生成(以下同文)

■ 知るともっと美味しくなる!ホワイトホース「なごみ」の豆知識

  • 「白馬」のラベルに隠された旅情
    ボトルに描かれた白馬のイラストは、かつてスコットランドの旅人たちが集い、酒を酌み交わした旅籠「ホワイトホース・イン」の看板がモチーフ。旅の疲れを癒やした歴史ある白馬のマークは、現代の私たちが一日の終わりに疲れた心を癒やす「和み」の時間にも完璧にマッチしています。

  • なぜ和食に合うのか「旨味」との親和性
    「ホワイトホース なごみ」のスモーキーさとフルーティーさのバランスは、出汁や醤油、みりんといった和食の旨味とケンカしないように設計されています。
    アイラモルトの微かな塩気と燻製香が、焼き魚や出汁巻き卵の味わいを引き立てる隠し味の役割を果たします。

  • ピート香初心者への「優しい入り口」
    スモーキーなウイスキーに興味はあるけれど、「くさすぎるのは苦手…」という方にとって、この「なごみ」は最高の入門ボトルです。
    主張しすぎない上品な煙たさが、スモーキーウイスキーの魅力を優しく教えてくれます。




■ おすすめポイント(原酒:ストレート)


ホワイトホース なごみをストレートで味わうと、その名の通り「角のないまろやかさ」に驚かされます。

香りは、青リンゴや蜂蜜の甘いアロマが中心に立ち上り、その奥からホワイトホースらしいかすかなピートの燻製香がふわりと鼻を抜けます。

口に含めば、アルコールの刺すような刺激が抑えられており、非常にスムース。
穀物のピュアな甘みとフルーティーな味わいが舌を包み込み、フィニッシュには微かな香ばしさが残ります。
少し加水すると甘みが一層開き、よりリラックスして楽しめる味わいへと変化します。

ただ…正直言うと「なごみ」は「ハイボール」でこそ真価を発揮するウイスキー。


■ おすすめポイント(ハイボール)


そして、本題のハイボール。これこそが「ホワイトホース なごみ」の魅力を最大限に開花させるスタイルです。

炭酸で割ることで、フルーティーなアロマと爽やかな炭酸が弾け、極上の「食中酒」へと進化します。

  • 弾けるリンゴと優しいスモーク
    ソーダの泡に乗って、フレッシュな果実香と控えめなピート香が鼻を抜け、口の中をさっぱりとリセットしてくれます。
  • 食卓を選ばない万能さ
    癖が強すぎないため、お刺身、天ぷら、あるいは札幌名物のジンギスカンやザンギまで、どんな料理とも見事に調和します。

育児や仕事で慌ただしく過ぎ去った一日の終わり。
手作りの夕食や簡単なおつまみと共に、冷え冷えの「なごみハイボール」を流し込む。
喉を通る爽快感と優しい余韻が、張り詰めた心をホッと解きほぐしてくれます。




~≪評価≫~

※★5段階で評価:ハイボールでの飲用を基準としています。

香り:★★★★☆
「爽やかなシトラスと軽やかなハチミツが香るクリーンなアロマ」
グラスに注ぐと、ホワイトホースらしい非常にスッキリとしたクリーンな立ち上がり。みずみずしいレモンピールや青リンゴのような爽やかなフルーツ香に、優しく上品なハチミツの甘みがふんわりと重なり、心地よいアロマが広がります。

味わい:★★★☆☆
「軽やかでスムース、すっきりとした麦の甘みと穏やかなスパイス」
口当たりは驚くほど軽快でスムース。雑味がなくクリアな麦の甘みが舌の上でサラリと広がり、後からごくマイルドなオークのウッディネスとピリッとした心地よいスパイス感が絶妙なバランスで調和します。

余韻:★★★☆☆
「すっきりと爽やかに消えていく、クリーンでドライな残香」
フィニッシュは中程度で非常にすっきり。口の中に残るシトラスのような爽やかな香りと軽やかなモルトの余韻が、まるで心地よい風のようにサーッと静かに消えていきます。

価格帯(コスパ):★★★★★
「日常の食卓に寄り添う、抜群のカジュアル・コスパ」
実売価格は2,000円前後。スコッチウイスキーの伝統的な味わいを手軽に楽しめ、日本の食卓や日常の晩酌にこれ以上ないほどの素晴らしいコストパフォーマンスを発揮してくれます。

総合評価:★★★★☆
「和食や日常の食事を最高に引き立てる、すっきり軽やかなブレンデッド」
冷たい水で割った「水割り」や「ハイボール」にすることで、そのクリーンさと爽快感が最大限に引き立ち、食事の味を邪魔しない最高の食中酒として真価を発揮します。





■ 至高の嗜み方

娘を寝かしつけ、札幌の夜風を感じながら、私がこのホワイトホース なごみを最も美味しく楽しむためのステップです。

  1. 「強炭酸水」で1:3.5の軽快な黄金比
    冷やしたグラスに固い氷を満たし、ウイスキーと強炭酸水を静かに注ぎます。
    炭酸のキレを活かすことで、フルーティーな爽快感が際立ちます。
  2. 「和の薬味」を添える和風アレンジ
    レモンの代わりに、「カットしたすだち」「大葉(シソ)」を1枚浮かべてみてください。
    なごみが持つ和のニュアンスと薬味の香りが完璧にシンクロし、居酒屋さんのような割烹ハイボールに大変身します。
  3. ペアリングは「焼き鳥(塩)」や「出汁巻き卵」
    優しいスモーク感と出汁の旨味は相性抜群。
    コンビニで買える焼き鳥(塩)や枝豆を添えるだけで、贅沢な晩酌セットが完成します。




いかがでしたでしょうか。

長い歴史を持つスコッチの伝統が、日本の食卓や寛ぎの文化と手を取り合って生まれた「ホワイトホース なごみ」。

その柔らかで優しい味わいは、毎日を一生懸命に駆け抜ける私たちの心に、ささやかで温かい安らぎを与えてくれます。仕事や育児で疲れた夜、「今日も一日よく頑張ったな」と自分を労いながら、グラスを傾ける。そんな何気ない日常のひとときを、もっと心地よく、和やかな時間に変えてくれる頼もしい相棒です。

今夜、もしあなたが「肩の力を抜いて、ホッと癒やされたい」と感じているなら、この白馬が届けてくれた「和み」の一杯を注いでみませんか?

あなたの至福の夜が、優しい果実の香りと、穏やかな静寂に包まれますように。

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